PLUS

ニュースリリース

プラス、小・中学校向け「学校家具カタログVol.2」 4月25日発刊

長寿命化改修、アクティブラーニング、ICT化、地震対策など多彩に提案

school2_1.jpg

 プラス株式会社(東京都港区、代表取締役社長 今泉公二)は、小・中学校の購買担当者、教育委員会、販売店、設計事務所等を対象とした「学校家具カタログvol.2」を2016年4月25日に発刊します。

 ご好評を頂戴した創刊号(2014年8月発刊)に続く本カタログは、プラスグループに所属する学校づくりのシンクタンク「株式会社 教育環境研究所」(東京都千代田区、所長 長澤悟)の協力のもと、改修プランの特集や、アクティブラーニングの環境づくりのインタビューを掲載しています。また、ICT対応と高機能化の提案を中心に、新製品200アイテムを含む1,277アイテムを収録しています。

 プラスは、長年培ってきたオフィス家具づくりのノウハウや、文教市場向けデリバリーサービス「スマートスクール」の販売実績を生かして、今後もさらに学校向け家具事業の強化を図ってまいります。

[「学校家具カタログ」発刊の背景

公共施設の約4割を占める学校施設のうち、公立小・中学校については、現在建築後25年以上を経過した建物が保有面積の約7割を占めるなど、老朽化が深刻な問題となっています。国・地方自治体とも厳しい財政状況の下、限られた予算の中で安全面や機能面の改善が課題となっており、そのために文部科学省が推進しているのが従来のような建て替えではなく、コストを抑えて改築と同等な教育環境を得る「長寿命化改修」です。改修においても学校家具は、環境づくりに重要な役割を担うため、今後も継続的な整備が見込まれます。

[「学校家具カタログ」の特長]

school2_2.jpg

■長寿命化改修事業・アクティブラーニングに対応した巻頭特集

小・中学校の老朽化対策のために取り組んでいる「長寿命化改修」。劣化対策や設備の更新は言うまでもなく、アクティブラーニングなどの教育活動に応えられる改修が課題となっています。そこでカタログ巻頭では、子どもたちの自主性・主体性を育むための「アクティブラーニングのための環境づくり」について全国の学校づくりに関わってきた教育環境研究所 長澤 悟所長への一問一答インタビューで詳説。さらに「教室の改修」をテーマに、普通教室の整備のポイントを紹介しています。

■「普通教室のICT化と高機能化」を特集

文部科学省は、1学級当たり1台の電子情報ボード設置を目標としています。そこで本カタログでは、電子情報ボードと普段使っていない黒板下スペースを活用した「普通教室のICT対応と高機能化」を提案します。配線機能付き多機能収納庫を組み合わせて機能面・安全面、そして綺麗さや気持ちよさといった空間の質にも配慮しました。電子情報ボードや家具の配置のほか、配線工事も含めワンストップで対応します。

school2_3.jpg

■教室ごとに家具選定のポイントを分かりやすく紹介

教室まわりから理科室等の特別教室、カフェテリア、管理諸室まで、多彩な活動を支える学校家具を一目で把握できるよう、それぞれの教室ごとに紙面を構成。教育環境研究所がこれまで培った学校づくりのノウハウを生かして監修しています。

■現地検証・ヒアリングに基づく新製品開発を強化

実際に全国の学校に出向いて得た現場の声をもとに、積極的な新製品開発を進めています。本カタログで初登場の製品200アイテムを含む、こだわりの1,277アイテムを収録しました。

school2_4.jpg

◯図書室の可能性を広げる書架

地震対策を考慮し傾斜棚板を全段に採用。棚板設置高さが1100㎜以上の棚板に関しては、揺れに応じて傾斜角度が2度から4度になり本の落下を軽減する構造です。また、子どもたちの作品を展示できる棚板や掲示板、本のサイズに合わせて調節できる背あたりもオプションでご用意しています。

school2_5.jpg

◯授業の準備・後片付けがスムーズなシステム収納庫

理科実験で使用する薬品びんやビーカーなど、教科特有の収納物の整理ができ、授業の準備・後片付けがスムーズに行えるトレーを充実させた収納庫です。木製品が多い中、堅ろうかつ低コストで導入可能なスチール製品を提案します。

school2_6.jpg

◯「放課後児童クラブ」用の木目調収納シリーズ

子どもたちがくつろぎの時間を過ごせるよう、家庭的な雰囲気を演出する木製を採用。子どもたちの大切なものがしまえる引出し付きの収納や、棚板の付け替えにより冬場は上着掛けになるタイプなどが揃っています。

※出典: 文部科学省「学校施設の長寿命化改修の手引~学校のリニューアルで子供と地域を元気に!~」の公表について
(2014年1月)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/027/toushin/1343009.htm
文部科学省「学校施設の老朽化対策について~学校施設における老朽化対策の推進~」(2013年3月)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/013/toushin/1331925.htm

<「学校家具カタログvol.2」概要>

名称 :学校家具カタログ vol.2  2016年4月25日発刊
ページ数 :A4版176ページ
アイテム数 :1,277アイテム、2年後目標 1,500アイテム
発行部数 :30,000部
販売目標 :3年後 30億円
配布先 :全国の小・中学校、教育委員会、販売店、設計事務所 等
内容 :■巻頭企画
 インタビュー
  教育環境研究所 所長 長澤 悟
  「アクティブラーニングの環境を実現する」
 特集
  教育環境研究所
  「教室を改修してアクティブラーニングの環境を実現する」
 ■教室まわり
 オープンスペース、教室、特別支援教室
 ■メディアセンター
 図書室・ラーニングコモンズ、コンピュータ教室
 ■特別教室
 理科室、図工室/美術室/技術室、家庭科室、音楽室
 ■ランチルーム/集会
 ランチルーム・カフェテリア、会議室/児童・生徒会室/体育館
 ■管理諸室など
 職員室/ラウンジ/研究室/印刷室、校長室、更衣室、保健室/カウンセリング室、昇降口
 ■放課後児童クラブ

<株式会社教育環境研究所 概要>
教育環境研究所は、長澤悟を所長として1988年に創業しました。
教育環境を学校、生涯学習施設、社会福祉施設という一生の学びの場として捉えた施設計画を専門としている研究所です。
ホームページ:http://www.iee-net.co.jp/

◯教育研究所所長・長澤 悟プロフィール
東洋大学名誉教授。工学博士。専門分野は建築計画(教育施設、地域施設、住宅等)、建築設計。
特に、教育方法の多様化に対応した学校建築計画、地域施設計画、住宅・地域づくり等に関する研究を進める。また、学校建築等の計画・設計について、教職員・PTA・住民・子どもたちが参加する計画プロセスを通じた、新しい学校のあり方を提案している。

※ 本プレスリリース記載の情報は発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

本件に関するお問合せ先

報道機関からのお問合せ先
プラス株式会社 港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス12F
コーポレート本部 総務部 広報室  藤原
Tel.03(5860)7012  Fax.03(5860)7070

プラス広報事務局
Tel.03(5251)4779  Fax.03(3504)8651

お客様からのお問合せ先
お問い合わせセンター
Tel.0120-432-298

受付時間 平日 9:00~12:00 / 13:00~17:00

一覧に戻る