座席管理システム「Suwary(スワリー)」 室内照明で発電するIoTシートでの実証実験を開始
オフィスのフリーアドレスをアプリで効率化
プラス株式会社(東京都港区 代表取締役会長兼社長 今泉嘉久)は、座席管理システム「Suwary(スワリー)」(https://kagu.plus.co.jp/suwary)が、世界で初めて室内照明で発電するIoTシートに対応し、商用化に向けた実証実験を開始することを発表いたします。
室内照明で発電するIoTシートは、帝人株式会社と、株式会社セルクロス、株式会社タグキャストが共同開発した「PaperBeacon」に、シャープ株式会社が開発した世界最高レベルの発電効率を実現した色素増感太陽電池を電源に採用したビーコンモジュールを搭載しています。屋内の非常灯の下など50lx(ルクス)程度の暗所でも安定して動作します。
「PaperBeacon」は、表面数cm 上に強い電波を発する薄型ビーコンで、デスクやテーブルに取り付けるだけで、簡単に既設の家具をIoT化することが可能です。「Suwary」は、独自に開発したアプリと、この「PaperBeacon」を組み合わせることにより、オフィスにおける多様な働き方をサポートする座席管理システムです。
現在は乾電池を電源とする「PaperBeacon」を使用していますが、今回の実証実験では、室内の照明で発電する色素増感太陽電池を電源とする「PaperBeacon」を採用し、電池交換が不要になり、そのメンテナンスから解放されます。
*プラス株式会社ショールーム「+PLUS(プラス プラス)」で開催される、オフィス家具の新製品をご紹介する展示会「PLUS Furniture Fair 2020」の後半2日間、11月7日(木)~8日(金)に「Suwary(スワリー)」の展示を行います。室内照明発電「色素増感太陽電池」を搭載した「PaperBeacon」も参考出品いたします。( https://www.plus.co.jp/news/201910/0003794.html )
■「Suwary(スワリー)」とは
プラスとボクシーズ株式会社(東京都千代田区 代表取締役 鳥居暁)が共同で開発している「Suwary(スワリー)」は、デスクを簡単にIoT化し、予約管理・利用推進ができるアプリです。オフィスにおけるフリーアドレスやABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)※、コワーキングスペース、シェアオフィスなどが増えるなか、さまざまな環境で活用できます。
働く場所を自由に選択するワークスタイルは個々の主体性に委ねる部分があり、フリーアドレスや、誰もが自由に利用できる共有スペースを導入したお客様の「一部の人しか利用していない」「利用状況が分からない」といった課題を解決いたします。
※ Activity Based Working:時間と場所を自由に選択できる働き方
■「Suwary(スワリー)」利用イメージ
・アプリを通して空いているデスクを確認・選択し、簡単に予約が可能です。利用開始時間になるとプッシュ通知が届くので対象のデスクに移動し、天板上にスマートフォンを置くと自動的にチェックインして利用開始できます。終了時間もプッシュ通知で知らせてくれるので、スムーズに退席が可能です。
・予約時間になってもデスクにチェックインされない場合、自動的に予約解除されるのでデスクの稼働率を 向上させます。
・執務デスクだけでなく、リフレッシュができる席や集中できる席などさまざまなワークシーンをサポートし、積極的な利用促進につなげたり、会議室予約のIoT化にも応用可能です。
■「Suwary(スワリー)」利用の流れ
■「Suwary(スワリー)」のデモ映像
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