コンディショニングブランド「ニュートラルワークス.」とプラス 現代ワーカーの仕事効率を向上させる共創活動「READY×WORK」プロジェクト第二弾
ストレッチを組み合わせた新しい仮眠スタイルで集中力アップ
株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渡辺 貴生)が展開するコンディショニングブランド「ニュートラルワークス.(NEUTRALWORKS.)」とプラス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今泉 忠久、以下、「プラス」という)は、現代ワーカーの仕事効率を向上させる共創活動「READY×WORK」プロジェクトを2022年から進めています。
第二弾ではテーマとして、「寝る」という行動に着目。ワーカーの心身のリフレッシュや生産性の向上を目的として、仕事の合間に短時間寝る、いわゆる「仮眠」について1)疲労度計測テスト 2)眠気度計測テスト 3)集中力計測テストの3つの方法から20~50代のワーカー男女計30名を対象に、実証実験を行いました。その結果、下記の結果を得ることができました。
○簡易的な仮眠でも、仮眠後に集中力の向上や短期的疲労回復などの傾向が確認でき、業務中に簡易的な仮眠を行うことでワーカーの生産性を高められる
○仮眠前後にストレッチを行うことで、仮眠後の覚醒を促し、通常の仮眠よりもより集中力を高められる
本プロジェクトではこの検証結果を公開することで、手軽に行える仮眠方法、及びその効果を提唱し、仕事の合間に仮眠を取ることへのハードルを下げ、ワーカーの仕事効率を高める新たな働き方の提案を目指してまいります。また、プラスと「ニュートラルワークス.」では引き続き「READY×WORK」プロジェクトを通して、仮眠を含めた新たな働き方の検討を続けていきます。
第二弾実証実験、及び本プロジェクトの概要は別紙の通りです。
なお、今回の実験結果については、2024年1月16日(火)~17日(水)に開催する「PLUS Furniture Fair 2024」でのパネル展示を予定しています。
(ご参考)
2024年新製品展示会「PLUS Furniture Fair 2024」開催|PLUS プラス株式会社/PLUSグループ
【プロジェクトの背景】
2022年11月、新規開業した「恵比寿ガーデンプレイス センタープラザ」内に、共に店舗やオフィスなどをオープンした両社が出会い、これからの社会を豊かにする新たなライフ&ワークスタイルを提案したいという想いで本プロジェクトをスタートしました。スポーツアパレル&コンディショニングサービスを提供する「ニュートラルワークス.」と、居心地の良いオフィス環境づくりを提供するプラスが双方のノウハウを掛け合わせることで、ワーカー一人ひとりのココロとカラダを「READY(※)」な状態に導き、より現代ワーカーに合った「WORK」の在り方を提案することを目指します。
※「READY」な状態とは、「ニュートラルワークス.」が提唱する「人間が持つ本来の力を発揮しやすくなるよう、ココロとカラダを最適化」した状態を意味します。
【「READY×WORK」プロジェクト第二弾テーマ】
今回のプロジェクトでは「寝る」という行動に着目しました。昨今、ウェルビーイングの観点などからもワーカーの心身のリフレッシュや生産性の向上を目的として、仕事の合間に短時間寝る、いわゆる「仮眠」に注目する企業やワーカーが増えています。
しかし、仮眠を実施する多くの企業では、専用の個室空間やベッドなどの設備導入を行っており、このような仮眠環境を用意するには広いスペースや投資が必要となります。また、「上司・役員の理解を得られない」や「職場で昼寝をすることは悪である」など、仮眠に対するネガティブな印象を持つ人もいることも課題となり、実施まで至らない事例が多くあります。
ご参考
【職場の居心地WEB調査】第5回「昼寝制度がある会社」ってどう思う? | プラス株式会社ファニチャーカンパニー | オフィス家具、オフィス移転・リニューアル (plus.co.jp)
そこで本プロジェクトでは以下の検証を行い、手軽に行うことのできる仮眠方法、及びその効果を提唱することで、仕事の合間に仮眠を取ることへのハードルを下げ、ワーカーの仕事効率を高める新たな働き方の提案を目指します。
【実験内容】
検証1:個室やベッドなどを用いず、既存の業務環境で仮眠を取っても効果が得られるのか
個室やベッドなどの環境・設備は用意せず、又仕事の合間に行うことを想定して、日常的に業務を行うデスクで仮眠を取ることでも充分な仮眠効果を得られるのかを検証する。
検証2:通常の仮眠前後に「動く」を掛け合わせることで、仮眠効果をより高められるのか
デスクでの簡易的な仮眠で充分な仮眠効果を得る為に、今回は「動く」という要素を掛け合わせ、仮眠前後にそれぞれに適した入眠用ストレッチと覚醒用ストレッチを行うことで、簡易的な仮眠の効果をより高めることができるのか検証する。
期間 : | 2023年10月~11月 |
対象者: | 企業に所属する20~50代のワーカー男女計30名 |
場所: | 自身の所属する企業のオフィス又は自宅内で業務を行うスペース |
実験方法: | 通常業務中の昼休憩のタイミングで、昼食後に以下の2パターンの仮眠を行う ① 通常の仮眠(※以後、「ストレッチなし」という) ② 仮眠前後にそれぞれ適したストレッチを行う仮眠(※以後、「ストレッチあり」という) |
仮眠の前後に以下の3つのテストを行い、これらの結果から仮眠による効果を検証する
1)疲労度計測テスト:自律神経計測アプリケーション(※)による疲労及びストレスの計測
※株式会社リコーが開発する、汎用カメラで撮影した顔画像から脈波肌色の変化を検出し、自律神経機能や疲労・ストレスを計測する技術を活用。
2)眠気度計測テスト:被験者の眠気(現在どのくらい眠たいか)を自己評価
3)集中力計測テスト:ストループテストによる注視力検査
【実験結果】
1)疲労度計測テスト
・「ストレッチなし」ではHF値(※)が上昇する被験者が多い傾向にあった
※HF値:副交感神経機能の働きを表す指標
数値が高いほど、副交感神経機能の働きが高い状態であることを示す
⇒簡易的な仮眠でもリラックスできていることを確認
・「ストレッチなし」ではLF/HF値(※)が減少する被験者が多い傾向にあった
※LF/HF値:自律神経機能のバランスを表す指標
数値が低いほど、自律神経機能のバランスが良い状態であることを示す
⇒簡易的な仮眠でも短期的疲労回復効果を得られることを確認
2)眠気度計測テスト
・「ストレッチなし」に比べて「ストレッチあり」の方が数値の減少率が大きい
⇒ストレッチによる仮眠後の半眠状態からの覚醒効果を確認
3)集中力計測テスト
・「ストレッチなし」「ストレッチあり」共に仮眠前より仮眠後の得点が増加
⇒簡易的な仮眠でも集中力(≒生産性)の向上を確認
・「ストレッチなし」に比べて「ストレッチあり」の方が得点の増加率が大きい
⇒ストレッチによる仮眠後の半眠状態からの覚醒効果を確認
【実験結果まとめ】
検証1:個室やベッドなどを用いず、既存の業務環境で仮眠を取っても効果が得られるのか
⇒簡易的な仮眠でも、仮眠後に集中力の向上や短期的疲労回復などの傾向が確認でき、業務中に簡易的な仮眠を行うことでワーカーの生産性を高められることがわかった。
検証2:通常の仮眠前後に「動く」を掛け合わせることで、仮眠効果をより高められるのか
⇒仮眠前後にストレッチを行うことで、仮眠後の覚醒を促し、通常の仮眠よりも集中力を高められることがわかった。
(ご参考)
◇NEUTRALWORKS.(ニュートラルワークス.)について
スポーツライフスタイルで24時間を過ごしたい人たちのココロとカラダをニュートラルに整え、いつでも動き出せる "READY" な状態へとサポートするコンディショニングブランドです。「GET YOU READY」をタグラインに、アクティブウエアやコンディショニングウエア、ワークウエアなどのプロダクト展開と、カラダを整える事に特化したサービスコンテンツを提供します。
オフィシャルサイト:https://www.goldwin.co.jp/neutralworks/
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