さまざまな仕事場を、
人で、もっと最適に。
流通の先にある、
お客様の声に応えたい
ジョインテックスカンパニー(以降JTX)は、プラスの流通事業として、お客様とメーカー、双方の視点に立ち、新しいサービスや最適な手法を取り入れることで、お客様にとって、そして、社会システムや地球環境にとって、最適な流通システムを目指しています。
地域に根差した専任の営業が、
お客様とともに職場の課題解決を。
JTXは、オフィスに必要なあらゆるものをお届けするプラスの流通事業として2001年にスタートしました。2003年には全国のお客様へワンストップで商品をお届けするスマートサービス「スマートオフィス」を開始、その後も特定の業種に特化したスマートサービスを展開してきました。
一般的な通販と異なるのは、専任の営業サポートがあること。地域に根差した営業スタッフがお客様の元へ赴き、職場での課題やニーズを伺い、悩みを一緒に解決することで業務の効率化、最適な職場環境づくりなど、モノだけではなく、コトやサービスを提供。パートナーである全国の販売店様とともに、人がいるからこそできる、きめ細やかなサポートを行っています。
配送曜日の設定によって、お客様の
利便性と物流の最適化を図る。
営業サポートを通して生まれたサービスが、指定曜日に荷物が届く「スマートデリバリー」です。注文翌日のお届けは便利な一方で、お客様にとっては毎日の荷受け作業が負担という声も。そこでお客様が希望の配送曜日を設定することで荷受け回数を最小限に抑え、お客様の荷受け作業の負担を軽減。配送回数の最大約20%削減を想定しています。また、配送時のCO2排出量削減や物流業務の効率化、人材不足の解消など、「2024年物流問題」の解決策の一つになると考えています。
倉庫内の作業効率についても、JTXが委託しているプラス ロジスティクス(株)とともに、商材の出荷頻度に応じて、人による仕分けと自動倉庫型ピッキングシステムなど、複数の手法を組み合わせることで作業効率の向上と確実な荷物のピッキング・配送を行っています。
また、物流現場の担当者と随時ミーティングを重ねて連携を図ることで商材の品質管理を徹底。商材を最適な状態でお客様へお届けすることに努めています。
業界向けデリバリーに特化した、JTXの4つのスマートサービス
- [ 企業・官公庁向け ] スマートオフィス
- [ 介護・福祉施設向け ] スマート介護
- [ 学校・幼稚園・保育園向け ] スマートスクール
- [ 地方公共団体向け ] スマートガバメント
笑顔の介護をお手伝いしたい。
介護・福祉施設向けの通販「スマート介護」は、2014年にスタートしました。忙しい介護・福祉施設のスタッフの労力を軽減して本業である利用者様のケアやコミュニケーションに集中できるように、専門資格を有した営業スタッフが施設運営のバックヤードを多角的に支えています。
サービスの特徴は、営業サポートだけではなく、商材としてコトやサービスを扱っていること。介護施設へのヒアリングで「レクリエーションの企画が負担」との声が多かったことから、レクリエーション企画や商材を充実。企画書はサイトから無料ダウンロードでき、多くの介護スタッフの皆様にご利用いただいています。また、現場の声から生まれたのが、施設利用者様のお買い物も注文できる、お買い物サポートサービス「COREIL(コレイル)」。買い物代行は「買い出しに時間が取られる」「集計や請求などの事務作業が増える」など介護スタッフの業務負担になっていたため、「COREIL」の導入によって時間と手間が省け、介護時間が増えたと喜ばれています。利用者様にとっても「買い物ができる楽しみ」につながっています。
お客様に寄り添い、課題を一緒に解決していく。施設スタッフも、利用者様もそのご家族も、すべての人の「笑顔の介護」をお手伝いしています。
利用者様から頼まれるお買い物を施設で使うアイテムとまとめて購入できるお買い物サポートサービス「COREIL」。介護スタッフの業務負担軽減になると利用施設も拡大中。買い物代行サービスがあることでその施設への入所を希望される利用者様もいらっしゃいます。
万が一の備えを、もっと手軽にスマートに。
地震だけではなく、毎年、全国各地で大雨・台風などによる被害が起きています。このような状況下で、お客様の防災・BCPへの関心・ニーズが高まる中、JTXでは、対策検討・実施をサポートするために「モノ」「コト」「ヒト」「情報」を切り口にしたご提案・サポート体制を構築しています。「モノ」という切り口では、今年で発刊8年目を迎える、防災・防犯・感染対策用品カタログ「危機対策のキホン」にて、幅広いニーズにお応えできる商品ラインナップを取り揃えています。ただ、いざ購入となると「何をどれだけ揃えたらいいのかわからない」というお客様が多く、「コト」によ る切り口として防災備蓄品選定ツール「サクッとstock」を、備蓄品を既にお持ちのお客様の在庫・期限管理業務の効率化をサポートするため「サクッとkeep」をリリースしました。また、「ヒト」による切り口では、全国の営業拠点に「防災士」の資格取得者を配置し、勉強会や体験セミナーなどの開催にて積極的に備蓄提案を実施しています。さらに「情報」の切り口として、防災・BCPに関するメディアサイト「もっとキキタイマガジン」を展開し、より多くのお客様へお役立ちコンテンツをご提供することで、最適な対策の実現をサポートしています。お客様に寄り添ったご提案を続けていくとともに、日本全体の災害対策力強化に貢献できればと考えています。
自社の従業員数・想定避難日数・備えたいカテゴリを選択するだけで、必要数量・合計金額を即座にシミュレーション。見積書・提案書をダウンロードできるほか、必要な保管スペースも見える化できます。
賞味・消費期限が切れる前にメールでお知らせする機能に加え、期限切れ間近の食料品の寄付申込が簡単にできる機能があり、複数拠点をお持ちの企業さまでも在庫・期限管理業務を効率化できます。
プラスのサステナビリティ活動
木の恵みを体感してもらう! 「木育ワークショップ」を開催。
オフィスと未来をつなぐ、
国産木材活用プロジェクト
「MOKURAL」、推進中。
センダンを活用したオフィス家具が、
グッドデザイン賞受賞。
プラスでは、2022年にカーボンニュートラル実現を目的とした国産木材活用プロジェクト「MOKURAL」を立ち上げ、木材循環システム構築によるCO2削減の推進や森林の健全化に取り組んでいます。その取り組みの一つが、杉やヒノキを伐採した森にCO2吸収能力の高い早生広葉樹センダンを植樹する「センダンサイクル」プロジェクト(主催:協同組合福岡・大川家具工業会地域材開発部会)への参画。国産早生樹センダンを活用したオフィス家具として誕生したのが「Vicenda(ヴィチェンダ)」シリーズです。木のもつあたたかみと強度に優れたリサイクル率の高いスチールを組み合わせた「Vicenda」は、2023年「グッドデザイン賞」を受賞。木材と金属の魅力が引き出されたマテリアルバランスのデザイン性やサステナブルファニチャーとしての取り組みは高く評価されています。
子どもたちも楽しく学べる。
木育ワークショップを開催。
また、日本の森林の現状やセンダンの魅力を一般の方々にも広く知っていただくために、2023年10月、「PLUS DESIGN CROSS」(恵比寿オフィス)にあるサロンにて、一般の方を対象とした木育ワークショップを開催。会場では、木育活動を全国で展開する「Tree to Green」(渋谷区)とのコラボレーション企画「恵比寿の森で遊ぼう、森の恵みを体感!」と題して、センダンを使ったフォトフレームづくりや国産のクリ材を使ったスプーンやバターナイフづくり、木について学べるクイズラリーなどが行われました。イベント当日は、お子様連れのご家族も多数参加。木に触れながら木や森のことを楽しく学べる機会となりました。
オフィスと未来をつなぎ、持続可能な森林の循環を目指して、プラスでは引き続き「MOKURAL」プロジェクトを推進していきます。
シンプルと、ぬくもり。
木とロングライフで、
「働く」にフィットする。
デザイナー 小林 幹也氏
1981年東京都生まれ。2005年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業。インテリアデザイン会社勤務後、株式会社小林幹也スタジオ設立。家具、プロダクト、モビリティからインテリアデザインまで幅広く携わり、国内外のクライアントとともにデザインを提案している。2010年ドイツのiF product design awardにて金賞、ドイツred dot award、グッドデザイン賞、adc賞など受賞歴多数。自社のオリジナルライフスタイルブランド「IMPLEMENTS」を運営する。
木製オフィス家具「MARU」に
ついて教えてください。
まっさらな紙を広げたような、ノイズのないプレーンな佇まいを大切にしたシリーズです。フラットな天板と丸脚が特徴のベンチデスクを軸に、空間全体を構成できるラインナップを展開しています。心掛けたのは、天然木のあたたかみを活かしながら、オフィス家具らしい心地よいシャープさと機能性を保つこと。そのために、天板の小口の角度から丸棒のディティールまで、細やかにバランスをとっています。また、「MARU」をホームユースにアレンジした「MARU HOME」では、やわらかな風合いや使い心地を守りながら、暮らしになじむようリサイズしました。家の中での動かしやすさも意識して、より軽量な国産のクリ材を使用しています。
木製オフィス家具の魅力は
どんなところでしょうか?
もちろん金属や樹脂にも素材ごとのよさがありますが、木はもともと生きているものなので、人をしぜんと癒したり、引きつけたりする魅力があると感じます。私のオフィスでも、いまは全スタッフが木のテーブルで仕事をしていますが、以前よりもリラックスした雰囲気の中で働けている実感があります。
プラスの「MOKURAL」プロジェクトへの印象をお聞かせください。
オフィスは、住居に比べて一件あたりの家具などの納入数が格段に多いですよね。だから、プラスのようなオフィス家具メーカーが、国産木材の活用や森の環境整備へ積極的に取り組んでいることは重要だと思います。木を活かしたオフィス家具のラインナップも、さらに増やしていけたらいいですね。
新たに手がけられた「Redon」シリーズについて教えてください。
「在宅勤務をする方の多くが、家のリビングで仕事をしている」というプラスのリサーチをもとに生まれたシリーズです。かたちはシンプルですが、身体に負担のかからない奥行きや背もたれの角度、座面の硬さにこだわっています。働くときは作業しやすく、休むときはリラックスできるリビングセットを目指しました。メインとなるソファは、動かしやすく掃除しやすいユニット式です。くつろげるサイズを保ちながらも圧迫感が出ないよう、ミリ単位で調整を重ねています。特徴の一つは、カバーが着脱できること。空間の雰囲気を変えるためや汚れた時にカバーを交換できる、ロングライフ設計です。デザインをするときは、使う人や環境、シーンに違和感なくフィットするかどうかを意識します。シンプルさの中にも愛嬌があって、すっとなじむ。そんなデザインをカタチにできたらと、いつも考えています。