プラスの文具使ってみた|Vol.4 紙ケース入りテープのり
押し当てながら横に引くだけで、貼りたい部分にサッと使うことができる便利なテープのり。
今回は、テープのりノリノシリーズの最新アイテム、環境に配慮してケースが紙になった、「ノリノ 紙ケース入りテープのり」を使って、工作好きな男の子に、「自分の木」を作ってもらいました。
アンケート:1.使ってみた感想 2.作品についてのコメント
自分だけのオリジナルの木。
好きなフレームに入れれば、素敵なインテリアに。
ノリノでみんなも作ってみよう!
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右の二次元バーコードにアクセスして、
台紙をプリントアウトしよう。 -
ハサミやクラフトパンチを使って、
色紙で好きな形のパーツを作ります。 -
ノリノを使って、好きな位置に
ぺたぺた貼り付けたら完成。 -
額やフォトフレーム に入れて、
作品としてお部屋に飾ってみては!?
“紙ケース入り
テープのり”について、
開発者に聞いてみた!
手を汚さずに、シワ無く、ぴたっと貼れることで人気のテープのり。
ニーズに合わせて選んでいただけるよう、
現在は10型がラインナップされています。
さらに2024年1月には、環境に配慮した紙ケース入りテープのりが登場。
今回は、その開発メンバーであるR&D本部の與那嶺 靖と、
マーケティング本部の山森 毬加に、
商品の特性やこだわりについて聞きました。
プラスのテープのりに共通するこだわりとは?
- 與那嶺
- 設計する上で、何より大切にしているのはテープが「たるまない」ことです。たるむとそれ以上使用できなくなり、直すのも難しいので。それを避けるために、テープのりのサイズや形状、交換式か使い切りかなどに合わせて、さまざまな機構やギアを採用しています。交換式の場合は、詰め替え用をなるべく簡素に設計することで環境負荷にも配慮しています。
- 山森
- マーケティングの立場からは、お客さまの目的に合った使いやすさを追求しています。「すばやく頻繁に使う社会人には、大容量かつ片手でも扱いやすい設計を」、「ペンポーチに入れて持ち歩きたい学生には、スリムなコンパクトサイズを」など、ニーズをふまえて設計やデザインを一緒につくりあげていきます。
紙ケース入りテープのりの開発経緯を教えてください。
- 山森
- サステナブルの観点から、プラスチックを多く使う本体ケースを紙に変更した、紙ケース入り修正テープを2023年夏に発売しています。使用後は紙ケースを取り外して、プラスチック部分と分別廃棄ができる設計になっており、その設計方針やサイズをもとに新たに開発したのが、紙ケース入りテープのりです。従来品に比べ、同じテープ長さ換算で、プラスチック使用量を約47%削減しています。
開発にあたって、工夫された点はありますか?
- 與那嶺
- 紙ケースという特性を活かして、ケースで隠れる部分を骨組みにすることでプラスチック量を積極的に減らしています。ただ、ケースを紙にしてプラスチック量を減らすと、どうしても強度は弱くなります。だからといって、使い心地はゆずれない。使用時に本体がたわまないように、骨組みの形状やギアの位置を変えながら何度もシミュレーションして、最適な設計を探りました。また、これまで大事にしてきた、のりの引きやすさや丈夫さを維持しながら、細かな調整を重ねていきました。
- 山森
- 主に想定している使用シーンは、中高生がノートにプリントを貼るときなど。「エコだから」という理由だけでは選んでもらいにくいので、見た目も魅力的になるようにこだわっています。これまでのプラスチック製ケースでは、少ない色数の印刷しかできませんでしたが、紙製ケースになったことで、細やかなイラストや繊細なグラデーションも表現できるようになりました。ケースとのりの色みを揃えるなど、より気分をあげて楽しく使ってもらえるように工夫しています。できる限りサイズを小さくしながら、その寸法のなかでどれだけ容量を増やせるかにも挑戦しました。
これからのテープのりへかける想いを聞かせてください。
- 山森
- これまで固形のりや液体のりを使っていた方にもテープのりを手にしていただけるよう、プラスこだわりの、快適な使いごこちや愛着のわくデザイン性を高めて、より多くの人へ届けていきたいです。
- 與那嶺
- わたし自身も、学生の頃に初めてテープのりに出会って、その使いやすさに感動しました。さらにテープのりが広まって、当たり前の存在になってくれたらうれしいですね。
「ノリノスポット」が、日本文具大賞 機能部門を受賞!
ホッチキス感覚で使える「ノリノスポット」は、ピンポイントでのり付けできる新タイプのテープのり。テープを節約しながら、狭いスペースでもシワにならずにプリントなどを貼ることができます。その機能とデザインが評価され、2023年度の日本文具大賞 機能部門で優秀賞を受賞。テープのりの進化は、まだまだ続きます。
ベタベタしないのがいい。
乾くのを待たなくていい。
芹澤 瑞月さん (10歳)
1.学校で使っている水のりは、ベタベタと変な所についたり、乾くのを待たないといけないけど、テープのりは待たずに貼れるのがいい。
2.タイトルは「不思議な夏」。上のオレンジは太陽、緑の葉の下の紫は不思議な果実をイメージしました。
紙からはみ出さずに、
キレイに貼れるのがよかった。
久保田 樹さん (9歳)
1.いつも使っているスティックのりは、貼った時にはみ出たりするけど、テープのりははみ出ずにキレイに貼れるのがよかった。ペンで書くように動かして、自分の名前を書けたのが面白かった。
2.青色が好きなので、色々な青を重ねて自分だけの木がつくれて楽しかった。