小堺化学工業株式会社様
食品加工のパートナーとして、食品添加物や衛生資材などの
食品工業関連製品の販売を行う小堺化学工業様。
部署間の連携を強化するため、
2つの部署が同じフロアで働けるオフィスへ移転しました。

日本橋の本社からオフィスの一部を近隣へ移転した小堺化学工業様。これまで別フロアで働いていた営業部と業務部を1つのフロアに統合し、日常的に行われる部署間の業務を効率良くするとともに、チームとしての信頼関係を築き上げる場へと刷新しました。
チームワークの土台となる
交流と連携を生む空間づくり。
交流と連携を生む空間づくり。
新しいオフィスの最大の特徴は、フリーアドレスのワークスペースを中心とした環状のレイアウトです。周囲には会議室やカフェスペースがぐるりと壁沿いに配置されており、回遊しながら議論や休憩の場を選ぶことができます。それぞれの場所で蓄積した個々の成果はワークスペースに持ち帰って仲間へと還元。視覚的にもワンチームを感じられるデザインです。

今までは各部署がどのように仕事をしているかがよくわからず、すれ違いが起きることもありましたが、お互いの仕事を間近で見ることで信頼関係も生まれたそう。また、新入社員にとっても大きな変化が。入社して早々に異なる課の人とも接点をもてるため、所属を問わず気軽に質問できる環境となりました。
以前は自席で過ごすことが多かった昼休憩も、窓際のカフェスペースや隅にある隠れ家的スペースなど選択肢が広がり、各々お気に入りの場所を見つけているようです。休憩に限らず、カフェスペースでリラックスしながら働くことを好む方がいたりと、社員の個性が浮かび上がるようになり、今後の働き方のヒントにもつながっています。
小堺化学工業様は、リニューアルのお話がある前からファニチャーカンパニーのオフィス「PLUS DESIGN CROSS」を定期的に見学されていました。目的をお尋ねするとこんな答えが。「常日頃から情報収集をしておくことで、職場改善にどのようなニーズがあるのかを学んでいます。特に新卒者は自分の会社しか知らないので、色々なオフィスの形があるのだと知ってもらいたく、一緒に見学しました。多様なオフィスのあり方を見るだけでも、働き方の希望やアイデアが出やすくなるのではないでしょうか」。
ワンチームを体現した新しいオフィスで、働き方の変化から気づきと学びを育んでいる小堺化学工業様。部署の垣根を越えた交流と連携を生みながら、さらなる会社の成長へつながるオフィスとなりました。


上:周囲の視線が遮断される隠れ家的スペース。仕事に集中したい時や、休憩する時に活用されている。下:エントランスは創業100年を越える企業にふさわしい歴史が感じられる石積みのデザインに。