プラスのサステナビリティ活動

自然と共生する
前橋工場

オフィス家具を製造する前橋工場を、物流センターや宿泊施設が併設された産業複合施設「プラスランド」（群馬県・前橋市）に1991年に設立。

設立当初に植樹された木々は大樹となり、敷地内には豊かな森や緑地が広がります。

設立から33年が経ち、多くの社員にとって居心地のいい場所になっています。

アトリエファクトリー内観写真1 — 大きな窓から採光が降り注ぎ、木々の緑も目に心地よい開放感のある「アトリエファクトリー」。設備から排出された熱を利用した暖房や天窓を設置して光を取り込むなど、省電力化にも配慮している。

生物多様性の保全にも配慮、
地形を活かした豊かな自然環境。

プラスランドは「自然と人と産業の共生」をコンセプトに地形を活かしたランドスケープ設計のもと、46万㎡を超える広大な敷地には、全53種類、約2万本もの木々が植樹されています。自然の川や森、山といった多様な自然環境がグラデーションのように広がり、多くの動植物が生息しています。

前橋工場では、この広大で豊かな自然環境を維持するため、専門部門のスタッフによって草木の手入れ、管理がなされています。また、2007年に「緑化推進運動功労者内閣総理大臣賞」を受賞。敷地内を流れる１級河川・神沢川の環境保全と美化を目的とした「神沢川クリーン計画」も地元自治体や自治会のご協力のもと、2024年に31回目を迎えました。近年では環境維持とともに、生物多様性の保全に配慮した緑化管理を推進しています。

地域社会に貢献できる、
工場でありたい。

前橋工場の特徴の一つが、工場の敷地と周辺地域を仕切る塀やフェンスを敢えて設けず、代わりに常緑樹を植栽していることです。地域とゆるやかにつながることで、敷地内のケヤキ並木を通勤路として利用される方や犬を散歩する姿も多く見受けられます。定年を迎えたという近隣住民の方から「整備された美しい敷地を望みながら毎朝気持ちよく通勤できました」とお礼の電話を頂くこともありました。また、来訪されたお客様からも「外観や緑地の豊かさから工場があるとは思えない」「まるで避暑地のよう」と感想をいただいています。

前橋工場では地域に根差した企業として、地域住民の皆様との交流も大切にしています。小学生の社会科見学や中学生の職場体験、高校生の企業見学、さらには近隣企業様の研修としての企業見学など、事業や施設の取り組みを通して地域社会に貢献しています。

『働く環境はいかがですか？』

前橋工場には、スチール家具を製造する「センターファクトリー」や木製家具を製造する「アトリエファクトリー」と、塗装ファクトリー、事務棟、物流センターがあり、製品開発から製造、品質管理、配送まで、一括で行っています。今回は、各部署のスタッフに、1.仕事をする上で心掛けていること、2.プラスの社風、3.お気に入りの場所について聞いてみました。