1819年の創業から200年の時を越え、現存する世界最古の家具ブランドの一つ ドイツのTHONET(トーネット)。 THONET(トーネット)の技術・流通革新は、近代家具の歴史をスタートさせたといわれています。 プラスは2019年8月にTHONET(トーネット)社と日本における輸入販売契約を結んでおり、恵比寿のCREATOER with PLUSは、日本で一番THONET(トーネット)製品の現物を数多く取り揃え、展示販売している場所なのです。 |
THONET(トーネット)を語るうえで欠かせない3つのキーワードは「曲木」「カンチレバー」「バウハウス」。 この3つについてご説明しましょう。 |
1850年代に創業者ミヒャエル・トーネットの発明が 現代の家具の基礎を築きました。 それが曲木技術です。 木材を高温の蒸気で温めて、アーチ状に曲げることをいいます。 当時、無垢材を曲げることは革命的なことでした。 現在でも曲木技術は、世界中のチェア製造で活用されていますが、 「元祖曲木チェア」はTHONET(トーネット)なのです。 |
1919年、ドイツ・ワイマールで創立された美術学校と工芸学校を統合した 教育機関「BAUHAUS(バウハウス)」。 同校における教育・造形活動は、近代デザイン,建築に 重要な影響をあたえました。 THONET(トーネット)はバウハウスとのコラボレーションを積極的に行い、 マルセル・ブロイヤーやミース・ファン・デル・ローエらとともに 製品を開発し、ここから生まれたカンチレバーチェアでも、 世界的な革新を起こしました。 |
カンチレバー(Cantilever)とは端が固定端、他端が自由端とされた 構造体のことで、カンチレバーチェアとは片側だけの支えでバランス をとり、人が座っても安定感があるのが特徴です。 スチールパイプを曲げる技術も、家具業界でTHONET(トーネット)が 初めて開発しました。 1926年に生まれたカンチレバーチェアは、 素材自体が持つ能力を最大限に利用したもので、 今でもTHONET(トーネット)の定番として親しまれています。? |
そんなTHONET(トーネット)のチェアはすべてナンバーで識別されています。 |
ミニマリズムNo.118 木製の美しさが際立つNo.404 THONET(トーネット)を代表する曲木No.214 |
THONET(トーネット)のチェアNO.214は、 カフェチェアのアイコンであり、 今日まで世界で最も成功した大量生産の椅子 NO.14の後継モデルです。 このクラシックな製品は環境の変化の中で 150年以上にわたって受け継がれており、 今もドイツのフランケンベルグの工場で生産されています。 |
エレガントでクラッシックな曲げ木のチェアNo.209は、 THONET(トーネット)の傑作品。 背と肘掛けの両方を形成するフレームは、 ブナの無垢材からその形状に曲げられています。 その有機的なフォルムと相まって、見た目は彫刻に近いものになっており、 まさにエレガントのひと言に尽きます。 ラタンの座面シートには、透明で耐久性の高いプラスチックメッシュを 枝編みの下に取り付けています。 長い歴史に裏打ちされた技術と信頼がNO.209には詰まっているといえます。 |
カンチレバーチェア No.S533、 No.S43、 No.S64 それぞれに籐張りの座面やカラー展開がありバリエーションも豊富です。 ? |
また、代表的な製品以外にも比較的新しい商品も幅広く展示しております。 まるで手の中で包まれているような座り心地No.808 実はCREATOERでNO.1の売上を誇る S1200デスク |
No.2002/C002 3人掛けソファ。 THONET(トーネット)の代名詞ともいえる曲木をオマージュしたクリスチャン・ヴェルナー作の比較的新しい製品となります。 ボリュームのあるソファに曲木を使うことで軽やかな抜け感ができて、とても素敵です。 「THONETのソファの実物を初めて見たよ」とおっしゃるお客様も何名かいらっしゃいました。 |
さらに、展示がない製品については、サンプルも多数ご用意しています。 ドイツを代表する老舗ブランドTHONET(トーネット)。 先人たちの発明と優れたデザインを是非、 日本一の品数を揃え、展示販売しているCREATORE with PLUSでお試しください。 皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。 |