CREATORE with PLUSの店舗正面に鎮座するひときわ目を引く幅3600㎜の木製テーブル。これは、GOOD DESIGN賞を受賞しているプラス(株)のオフィス用木製ファニチャー「MARU(マル)」のデザインをそのままに、ホームユース(ご家庭用)仕様に改良した「MARU HOME(マルホーム)」の別製テーブルです。 MARUのデザインは、家具・プロダクト・モビリティからインテリアデザインまで幅広く携わっている小林幹也氏によるもの。 特徴的な丸い部材は個性的でありながらも、空間を選ばず、木の柔らかい風合いが心地よいリズム感をあたえてくれる、そんなデザインです。 |
オフィス用のMARUは、主にオーク材を使っているため重厚感&重量があり、移動が容易ではありません。 それに代わってMARU HOMEでは、国産のクリ材を使用しています。クリ材は重量も軽く移動も楽に行えます。 ホームユースでは重さがとても重要なポイントですね。 また国産材の使用は、プラス(株)が現在取り組んでいる脱炭素社会の実現に向けて、森林の健全化とカーボンニュートラルの実現を目指すMOKURAL(モクラル)プロジェクトの一環でもあります。 |
CO?の吸収量は樹齢が若い木の方が高いということがわかっており、吸収量を最大化させるためには伐採と植林を行うことで定期的に森林を循環する必要があります。計画的に木を伐採し、家具材へ活用していくことで、木材循環のサイクルを整え、森林がもつ本来の力を発揮させることができます。 国産材の中でもクリの木は古くから人々に親しまれ、重宝されてきた木材です。 粘りがあり、水に強く耐久性に優れているため、縄文時代から建物の土台や、鉄道の枕木として活躍してきました。タンニンを多く含んでいるため、 時間が経つにつれて少しずつ落ち着きのある色に変化していき、家具として大切に使い込んでいくことで天然素材の魅力・個性に愛着をもっていただけるものと考えています。 |
プラス(株)は家具メーカーとして、国産材を使用したモノづくりを行うことで、家具を通じて国産材の価値を一人でも多くの方に知っていただき、価値の高い木材需要を生み出すことを目指しています。 このような背景から誕生した国産材のMARU HOMEに是非ご注目いただけると嬉しいです。 |
MARU HOMEは、CREATORE with PLUSの昨年11月のオープンに合わせて開発された商品です。ですので、量産はされておらず、現在MARU HOMEが購入できるのは、恵比寿のCREATORE with PLUSのみとなります。 商品ラインナップは、ダイニングテーブルとしてご使用いただけるベンチデスクと執務や勉強用のワークテーブル、コートハンガーの3アイテムになります。 |
ベンチデスクは幅1800㎜、幅1600㎜(いずれも奥行は900㎜)の2種類、 それぞれテーブルの真ん中に配線孔が付いたものとついていないものがあります。 ワークテーブルは幅1200㎜、1100㎜、1000㎜(いずれも奥行は900㎜)3種類、 コートハンガーは1種類で各アイテムカラーは、 ・ナチュラルホワイト ・ナチュラル ・グレイッシュブラウン ・サンド (写真上から) の4色をご用意しています。 ? |
なお、店内には、冒頭の3600㎜のテーブルのほかに、幅1800㎜(カラー:ナチュラルカラー・配線孔付)のベンチデスク、幅1200㎜のワークテーブル(カラー:グレイッシュブラウン)、コートハンガー(カラー:ナチュラル)を展示しています。
皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。 |